珠玉の青春映画です

2015.03.08 Sunday

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    映画『幕が上がる』を観てきました。

    青春時代のキラキラと輝いた、胸の奥をギュッと掴まれるような映画でした。



    地方の弱小高校演劇部がひとりの女性教師との出会いにより全国大会を目指して奮闘していく。

    ストーリー自体はすごくシンプルですが、高校生が純粋に取り組むひたむきさ、

    悩みや不安、心の葛藤などがリアルに描かれています。



    物語の舞台は高校の演劇部。

    原作者の平田オリザ氏は著名な劇作家ということで、

    演劇というものを知らない人でもその奥深さ、興味深さが分かる内容になっています。



    また、主演のももいろクローバーZのメンバーがすごく自然ないい演技をみせてくれています。

    スクリーンから溢れるキラキラとしたきらめきみたいなものは、

    彼女たちが本来持つ資質も大きいのではないでしょうか。

    物語の序盤では拙い演技をみせる彼女たちが、

    壁を乗り越え、最後の大会へ挑む姿は自信に満ちあふれ、凛と輝いてとても素晴らしいものでした。



    この世界は広く限りなく大きい。

    しかし、若い彼女たちには無限の可能性というどこまでも行ける切符を持っている。



    映画には彼女たちが劇中劇として演じる『銀河鉄道の夜』の世界観がうまくちりばめられています。

    振り向いた時、進んでいないように思えて、戸惑ったり、挫折したとしても、

    それでも前を向いて歩いて行く姿には私たちは胸を打たれる。



    今、何かに夢中になっている学生さんはもちろん、

    かつて、何かを夢見ていた大人の方にも是非観てもらいたい作品です。


    忘れかけていたものを思い出させてくれる素晴らしい映画です。




    「幕が上がる」公式サイト